映画「TO 楕円軌道」(ネタバレ)ラスト3分で「ファ!?マジで!??」ってなるアニメ

アニメ

作品紹介

製作 2009年
ジャンル アニメ
監督 曽利文彦
声優 大塚明夫朴璐美

この映画は、『ピンポン』『鋼の錬金術師』の映画化を手がけた曽利文彦監督の作品で、2009年に『TO 共生惑星』と同時にリリースされたものです。

 

映画の尺は短めで、30分ほどで完結するくらいのボリュームとなっています。

近未来を背景としてされた映画で、宇宙空間が部隊の中心となります。地球と月との連携の要である宇宙ステーション『ミッドナイトバズーカ』に、ある日、突然テロリストが侵入します。

そこでテロリスト達は、とんでもない要求をしてきます。果たして、宇宙ステーションの乗組員たちがとった行動とは?そして、ダンとマリアの過去に何があったのか?

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このアニメのみどころ

このアニメのみどころは、ラスト3分間の大ドン返しです。

このオチは、ちょっと想像できなかった…いろんな意味でヤバすぎです。

 

ここでは詳しく書きませんが、いろんな誤解を与えるというかなんというか・・・(笑)

 

また、今から見れば10年以上も前の映画ですが、アニメーションはリアル追求型となっており、登場人物の顔のシワや目尻に至るまで非常に細かく表現されています(個人的には、「アニメでリアルにする意味はあるのか?」と思ってしまいますが・・・)。

 

以下、ネタバレの内容が含まれますので、まだ映画をご覧になっていない方は注意してください。

登場人物

ダン

宇宙ステーション『ミッドナイトバズーカ』の艦長。見た目は50代半ばくらい。地球や宇宙から採取した資源を集積し、月基地に向けて輸送するという任務を行っている。

息子はアフリカ戦争で戦死し、妻も最近死亡するという負のオーラが漂う主人公。

艦長としての腕前は相当なもので、部下からは信頼されている。

マリアとは知り合いみたいだが、関係性は不明。なお、マリアに性交渉を仕掛ける隊員を、鬼の形相でぶん殴っている。

マリア

輸送船『フライング・ダッチマン』の女性船長。見た目は20代後半くらい。15年間かけて宇宙をさ迷い、有力資源である『液化プロトン』を探索するという任務を行っている。

面倒見が良く、乗組員からは慕われているが、同時に男性隊員に対する性的な慰安も行っているようだ。

ダンとは古い知り合いのようだが、関係性は不明。写真入りロケットを常に持ち歩いているが、その写真に写り込んでいる男の子は誰なのか・・・?

テロリストの親分

名も無きテロリスト集団の親玉。アフリカ戦争で破れた軍の生き残りで、ただでさえ食糧不足で地球上が飢えているのに、月基地に食料を輸送するミッドナイトバズーカが気に入らないらしい。

ストーリー

月への輸送任務を担うミッドナイトバズーカ

今より数十年後、人類は宇宙への進出を果たし月に移住するまでになりました。月では、すでに30万人もの人間が暮らしています。

ダンが艦長を務める『ミッドナイトバズーカ』は、その月へ向けて、生活に必要な資材を輸送するという任務を行っていました。

輸送といっても、輸送船で運ぶというわけではなく、巨大なバズーカでコンテナを月に向かって撃ち込むというダイナミック且つワイルドな方法を取っています(物凄い勢いで撃ちだしているけど、ワレモノ注意とかはないのかな?)。

 

そんな中、ミッドナイトバズーカに地球からの交信が入ります。”液化プロトン”を探索中の『フライング・ダッチマン』が地球に帰還するので、大気圏突入前に船体を整備してやって欲しいというものです。

フライング・ダッチマンは、15年間もの長期にわたり資源をぶっ続けで探索し、地球に帰ってくるのも15年に1回だけというブラック企業も真っ青の任務を負っていました。

15年に1回しか地球周辺に現れないため、船員からは『幽霊船』と言われていました。

 

フライング・ダッチマンが探索している”液化プロトン”は、地球上の電力を10年間賄えるという膨大なエネルギーを持っており、地球上がフライング・ダッチマンの帰還を望んでいました。

かくしてフライング・ダッチマンは、整備のためミッドナイトバズーカに身を寄せることになりました。

フライング・ダッチマン船長のマリア

実は、ダンとフライング・ダッチマンの船長マリアは、旧知の仲。偶然の再会を果たした二人は、船長室内で盃を交わします。マリアの話によると、3回目の挑戦でようやく液化プロトンの採取に成功したというのです。

お互いに近況報告をする二人ですが、マリアは、ダンの息子であるトキオが、アフリカ戦争で戦死したことを知り、涙を流します。

その姿を見ていたダンは、追い打ちを掛けるようにマリアにこう言います。

 

「今更よしてくれ、あんたは私や私の息子を捨てて宇宙を選んだんだ」

 

マリアは「まだ私を憎んでいるの?残酷な女だよね」と呟くと、ダンは、

 

「残酷なのはあんたじゃな。しかし、運命の残酷さを見つめる義務がある。」

 

と言います。内容が抽象的すぎて、いまいち何を言いたいのかがよくわかりませんが、それを聞いてマリアはガチ凹みします。

 

親子ほどの年が離れているダンとマリアですが、一体このふたりの間には何があったのでしょうか?

テロリスト登場

ダンがマリアをディスりまくってる間に、ミッドナイトバズーカに追加のコンテナが到着するという報告が飛び込んできます。

早速受け入れ準備を進めるミッドナイトバズーカですが、なんとこのコンテナの影には、戦闘用宇宙スーツを身につけた怪しい集団が・・・そう、このコンテナの中には、テロリストが入り込んでいたのです。

 

テロリストは、瞬く間にミッドナイトバズーカの乗務員たちを制圧し、とんでもない要求を叩きつけます。

それは、フライング・ダッチマンがやっとのことで運んできた液化プロトンを、月基地に撃ち込んで爆発させるというものでした。液化プロトンのエネルギーを考えると、30万人もの月の住人が全滅するということは、誰にでも容易に想像ができました。

ダンとマリアの反撃

好き勝手ヤリ放題のテロリストですが、そんな姿を見てダンとマリアは黙っていません。テロリストの親分が離れた隙を突いて数人の敵をやっつけ、武器の入手に成功します。

しかし、テロリストたちはすでに宇宙空間に移動し、フライング・ダッチマンが積載する液化プロトンを強奪しようと企んでいたのでした。

 

マリアとマリアの部下2名は、なけなしの武器を持って宇宙空間に飛び出し、テロリストたちと銃撃戦を行います。

逆転

テロリストたちとマリアたちの銃撃戦は続きますが、戦闘のプロであるはずのテロリストたちは、戦闘ど素人であるはずのマリアたちに次々と倒されていきます(テロリスト弱っ!)。

しかし、マリアの部下二人も奮戦虚しく戦死し、ついにマリア一人だけになりました。テロリストの親分は、マリアに銃口を突きつけて勝利宣言をするのですが、そこでなんとダンが突如現れ、テロ親分に襲い掛かります。

 

完全に意表をつかれたテロ親分。ダンはマリアと二人で協力し、ついにテロ親分を排除することに成功しました。親分が死んだことにより、ほかのテロリストたちは完全に戦意消失し、全員が降伏しました。

液化プロトンを地球へ輸送することにも成功し、テロリストとの戦いは、ダンとマリア側の勝利に終わりました。

 

・・・てか、テロリスト君たちの無能っぷりが凄い。

衝撃のラスト

戦闘を終え、ダンとマリアは再び二人で会話をするのですが、その内容が衝撃的すぎます。

 

あまりにも衝撃的すぎるので、この記事ではあえて細部は書かないことにします。気になる方は、是非とも本編を視聴してみてください。

考察及び感想

液化プロトンとは一体・・・?

液化プロトンとは一体何なんでしょうか?

 

そもそも”プロトン”とは、水素原子の陽子のことで、現代社会においてもプロトンのエネルギーを利用した電池などが実用化されています。

「液化」というからには、プロトンを液状にしたものなのでしょう。

 

陽子を液化?科学に疎い私には理解しがたい話ですが、そんなことが可能なのでしょうか?まあ、未来の話ですので、将来的に実現が可能となったという設定のもと作られた作品ということでしょう。

 

それにしても、地球で消費する10年分の電力とはすさまじい。確かに、これだけのエネルギーを獲得できるのであれば、獲得に乗り出すのも分かる気がします。

銃撃戦が迫力不足?

終盤、テロリストたちと宇宙空間で撃ち合うシーンが出てくるのですが・・・

宇宙空間でフワーっと漂いながらの銃撃戦になっているので、どことなく迫力不足(;’∀’)

 

あと、テロリストたちが弱すぎです。戦闘の素人であるはずのダンやマリアに武器を奪われるばかりか、銃の撃ち合いでもほとんど弾が当たらない始末。

もうちょっと訓練を積んでからここに来た方がよかったのではないでしょうか?

感想

ぶっちゃけ、いろいろとツッコミどころはあるのですが、それを差し引いても最後の展開は衝撃的で、思わずもう一回初めから見てしまいました。

 

あと、テロリストが弱すぎるってところ以外は、結構よくできたアニメだなという印象です。尺が短いので、気軽に見れるってところもいいですよね。

今度は、本作と同時にリリースされている「TO 共生惑星」を取り上げてみたいと思います。

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