漫画『モンキーピーク』(ネタバレ無し)パニックホラー×登山という新ジャンルを築いた漫画

漫画

『モンキーピーク』の作品紹介

 連載 2016年~2019年(週刊漫画ゴラク)
単行本 全12巻(完結)
 ジャンル パニックホラー
 作者 志名坂高次

『モンキーピーク』は、2013年~2018年にかけて、週刊漫画ゴラクで連載された志名坂さんの作品です。

2018年には、アニメビーンズにてwebアニメとして放映されました。

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『モンキーピーク』のみどころ

この漫画は、怪物が暴れまわるだけのタダのパニックホラーではありません。

パニックホラーに「登山」という要素を掛け合わせたところが、この漫画の最大の魅力です。

会社のオリエンテーションとして登山にやってきた、藤谷製薬の社長と社員合わせて40名。

和気あいあいとした雰囲気の中で、突然現れる怪物猿。

藤谷製薬の社員たちは、大ナタを持ったこの猿に次から次へと殺されていくのです。

そしてこの猿が、尋常ではないくらいのバケモノなのです。

とりあえず、戦闘能力はカンスト。人間ではまず太刀打ちできません。

さらに、弓矢を使って人に当てるなど高度な武器を使いこなすばかりか、わざと水を捨てる、缶詰に毒を入れるなど、人間並みの知能を持ち合わせているのです。

前回紹介した『絶望集落』でも猿が暴れまくってましたが、どちらかというと絶望集落の猿は脳筋タイプ。知能戦も繰り広げるモンキーピークの猿の方が強敵のような気がします。

 

さらに、ここで面白いのが、藤谷製薬の社員たちは”山”というある脱出不可能の意味密室に閉じ込められた状態で猿に襲われていくという部分です。

パニックホラーとしての恐怖と登山の恐怖が合わさることで、この漫画の面白さをより引き立てているのです。

私自身、登山の”と”の字も分からない人間ですが、この漫画を読むと、登山の面白さと恐ろしさを学ぶことができます。

第1話では、「世界の山で最も多くの死者を出している山は、日本の谷川岳の805名」というトリビア的な豆知識を教えてくれます。

そしてなんと、藤谷製薬の社員たちが登る山は、世界で2番目に死者が多いしらび山(763名)。

どうも、この「しらび山」という山は実在しない山のようですが、調べてみると、駒ケ岳という山に「しらび平」というロープウェイ駅があるようですね。

もしかしたら、ここがモデルになっているのかもしれません。

それにしても、たかが会社のオリエンテーションで、世界で2番目の死亡率を誇る高難易度の山に登るなんて…、なかなか気合の入った会社ですね(笑)

 

他にも、

体重×登山時間×5ml=必要水分量

など、登山に必須となる知識を学ぶことができます。

 

そして、猿よりも恐ろしいんじゃないかと思わせるのが、体力的・精神的に追い詰められた時の人間です。

生き残った社員たちは、徐々に疑心暗鬼になっていき、特定の社員を縛り上げて拷問したりお互いを傷つけあったりと、心が離れていくのです。

 

え?なんで遭難して死者まで出ているのに救援隊は来ないかって?

そこはほら、ストーリー上の都合ということで…

 

と、とにかく、息継ぎをする暇を与えぬほどの恐怖が15巻たっぷり続きますので、読み応えたっぷりの漫画です。

『モンキーピーク』の登場人物

早乙女

この漫画の主人公。

高校生の頃、登山中の事故により父親を亡くす。この時父親は「人を幸せにするのは笑顔だ」と語り、笑ったまま死んでいった。

この時から、早乙女は常に不自然な笑顔を振りまくようになり、周囲を困惑させていた。

正義感が強い熱血漢。

佐藤

早乙女8個上の先輩。美人だが、かなりきつい性格をしている。

宮田

早乙女の旧友。スーツ姿で登山に来た大バカ者。

長谷川

人事部の部長。登山の経験が豊富で、しらび山にも登ったことがあるらしい。

安斎

元アメフト選手で、体力面では右に出る者はいない。

持ち前のリーダーシップを発揮し、皆を助け励ましながらも猿と対抗しようとする。

…が、途中で豹変する。

『モンキーピーク』のストーリー(細部)

藤谷製薬の社員40名は、会社のオリエンテーションの一環としてしらび山に登っていた。

途中経過ですったもんだがあったものの、1日目の目標地点である頂上に至るまでは一人の落後者も出ることはなく、社長はご機嫌だった。

これから藤谷製薬の新しい時代が始まる。

そう思われていた矢先、事件は起きた。

その日の夜、早乙女たちの野営地にバケモノのような大猿が現れて、手に持った大ナタで4人の人間を殺害したのだった。

あまりの突然の出来事に、社員たちは困惑し恐怖におののく。

 

次の日、社員たちはその場から逃げるように山を降りる。

しかし、立て札どおり道を歩いているのだが一向に目的地に着かない。道はますます危険な道へ向かっていった。

「罠だ」早乙女は直感的に思った。

しかし、時すでに遅し。再び猿が現れ、戸惑う社員たちを虐殺していく。

 

その後も、恐怖と疲労に絶えながら山を登り続ける早乙女たち。

そしてついに、恐れていたことが起こってしまう。

今後の展開

こんな感じで、猿、自然の脅威、飢えと渇きという三重苦に絶えながらのサバイバルが繰り広げられていきます。

そのうち仲間割れもおこすので、人間同士での対立も発生。

40人いた仲間たちは、数える程度しかいなくなります。

 

しかし、早乙女や安斎も負けじと反撃。

人間と猿。勝つのはどちらか?

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