「ムカデ人間3」作品紹介
製作 | 2015年 |
ジャンル | 半分ホラー、半分コメディ |
監督 | トム・シックス |
キャスト | ディーター・ラーザー、ローレンス・R・ハーヴェイ、エリック・ロバーツ、ブリー・オルソン |
さて、映画史上最もやばい映画『ムカデ人間』、ムカデ人間をはるかに凌駕する『ムカデ人間2』と続いて、ついにムカデ人間シリーズ第三作となる『ムカデ人間3』です。
1作目に引き続き、2作目も世界的な大ヒットを記録したため、3作目となるさらなる狂気を生み出してしまったのです。
「ムカデ人間3」のヤバいところ
今回の見どころは、狂気と笑いです。
今回も、期待を裏切らずなかなかブッ飛んだ内容となっているのですが、どうも狂気というものは、一周回るとコメディになってしまうみたいです。
ホラー映画の構成になっているのは当然なのですが、ところどころ笑いポイントが散りばめられていています。
狂気と恐怖に怯える傍ら、「次はどんなことで笑わせてくれるのか?」と期待している自分がいました。
今回の舞台は、アメリカ内のとある刑務所。
数百人以上の囚人が収容されているこの場所で、大胆にもムカデ人間計画が実行に移されていくのです。
その過程において次々と起こるクレイジーな事件。そして、ムカデ人間を超える存在、『イモムシ人間』とは一体?
監督でもあるトム・シックス自身が出演しちゃうというやりたい放題のこの映画、恐怖と笑いが飛び交う中、あなたは何を目撃するのでしょうか?
1や2で共通して見られたのは、全体的に漂うおどろおどろしい雰囲気でした。しかし、3に関してはグロテスクシーンはあったものの、そのような雰囲気はあまり感じませんでした。
この映画は、なんといってもビル・ボス演じるディーター・ラーザーの演技が最高です。1の時もそうでしたが、今回も最高です。
彼は、ムカデ人間という世界観では本当にはまり役です。しかも、今回は若干コメディアンが入っていて、面白かったです(笑)
ただ、全般を通りてみれば面白かったのですが、映画の完成度や衝撃度を比較すれば、1と2には敵わないという印象がありました。しかし、こればかりは、人の好みによるかもしれません。
今のところ、『ムカデ人間4』が上映されるというような噂は聞きませんが、もし4が上映されるのであれば、ムカデ人間ファン(笑)の私としては、必ず見に行きたいと思っています。
「ムカデ人間3」のストーリー
凶悪犯のみ収容されているというジョージ・ブッシュ刑務所の所長を務めるのは、ビル・ボスというカウボーイ風の男。
ビル・ボスは、日常的に囚人に暴行を加えるというサディスティックな性格で、さらには美人秘書に自分の○○〇を咥えさせるなどやりたい放題の男だった。
ところが、ビル・ボスのせいで囚人たちの治療費が高騰し、刑務所は財政難に陥ってしまう。
そればかりか、たまたま視察に来たヒューズ州知事に「暴力を振るう奴は最低だ」「2週間以内に結果を出せなきゃクビだ」と言わしめてしまう。
刑務所運営の経費を削減しつつ、凶悪な囚人たちを抑え込むにはどうすればよいか?
ビル・ボスと経理担当のドワイト・バトラーが捻り出した答えは、あの恐ろしい”ムカデ人間計画”だった。
期限は2週間。ビル・ボスたちは、この恐ろしい計画を実行に移す。
主要VOD4社配信状況
見放題 | 有料 | |
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U-NEXT | × | × |
hulu | × | × |
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