【考察】「ルパン三世 ルパン暗殺指令」(ネタバレ)なんとロシアの巨大原子力潜水艦が登場!核の脅威から世界を救えるか?

アニメ

作品紹介

制作 1993年
ジャンル アニメ
監督 おおすみ正秋
キャスト 山田康雄小林清志増山江威子井上真樹夫納谷悟朗

『ルパン三世 ルパン暗殺指令』は、1993年、ルパンTVシリーズの第5作目として放映された映画です。

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このアニメのみどころ

このアニメのみどころは、ロシアの巨大原子力潜水艦が登場するというところです。

形から推測するに、恐らくタイフーン型原子力潜水艦。

タイフーン型原子力潜水艦

タイフーン型原子力潜水艦

 

このイワノフのモデルと思われるタイフーン型原子力潜水艦は、搭載している弾道ミサイルの巨大化に伴い、船体が従来と比較にならないくらいビッグな作りとなっていて、完成された当時は世界中が驚いたとされています。

 

そんな超巨大原子力潜水艦が、本作の主な舞台です。

「ロシアの潜水艦が好きー!!!」という方、一見の価値ありです。

登場人物

カレン・クオリスキー

ロシアの核物理学者の中でも、3本の指に入ると言われる優秀な学者。

クールで知的な女性を装っているが、その実自分の主義主張が一貫せず軸がブレブレで、何をしたいのかがいまいちわからない。

また、原子力潜水艦の船内で拳銃をぶっ放すなど、核物理学者とは思えない軽率な行動も見られる。

ツンデレならぬ、ツンツン。

次元大介には、どうも見覚えがあるらしい。

キース・ヘイドン

元傭兵で、現ICPO職員。

殺しの専門家で、生きたまま逮捕するということは苦手というとんでもない暴力警官。

仲間だろうが敵だろうが、関係なく銃をぶっ放す。

ジョン・クローズ

武器密売組織”ショットシェル”のボス。

世界中に分散保管されている原子炉を手に入れ、核兵器装備の原子力潜水艦を世界各国に売り渡すことで、更なる事業拡大を目論んでいる。

しかし、ジョンの真の狙いは、もっと恐ろしいところにあるということが後に判明する。

ブラッド

ジョンの忠実な部下。

体格と言い戦闘能力と言い、キースと存在が被りまくる。

ストーリー(細部)

序盤

「ルパンの専従捜査から外す」

突然、銭形警部にはこのような辞令が下された。悔しさのあまり、やけ酒を煽る銭形。

ところが、銭形の後任となったキース・ヘイドンという男がまた曲者。ICPCからの指令により、元殺し屋のキースはルパン一味の暗殺令を受ける。

 

一方ルパンは、武器密売組織”ショットシェル”が貯めこんでいるであろう大金に目を付ける。

ルパンは、次元と解任された銭形を連れ、ロシア軍海軍基地へと忍び込む。さらに、五エ門、峰不二子とも合流し、SLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を30発も搭載した巨大原子力潜水艦”イワノフ”を盗み出す。

このイワノフを手土産として、ショットシェルの懐に飛び込んでいこうという作戦だ。

ルパンは、強引に仲間に引き入れたカレン教授にイワノフの操縦を担当させる。

 

ここでカレンは、次元に拳銃をむけながらこう告げる。

「10年前、あなたは父を殺した・・・」

そう、なんとカレンは、昔次元が撃ち殺した元相棒コワルスキーの娘だったのだ。

中盤

イワノフが盗まれたというニュースは、世界中を駆け巡った。

そしてルパンの狙い通り、ショットシェルのボスであるジョンから「イワノフを譲ってほしい」という連絡が入る。

ルパンは、アラスカで五エ門、銭形、カレンの3名を下船させると、次元、不二子と共にショットシェルの本部へと赴き、ジョンとの交渉に挑む。

 

ジョンは、核兵器事業に手を広げようと目論む野心家だった。

ジョンの狙いは、世界中に分散保管されている原子炉。これらを手に入れ、イワノフを始めとする核兵器装備の原子力潜水艦を世界各国に売り渡すことで、更なる大金を得ようとしていたのだった。

ルパンは、ジョンとの交渉の結果、ジョンの事業を手伝うこととなった。

実はルパンは、ジョンに協力するフリをして、ショットシェルが貯めこんでいる金の隠し場所を見つけ出そうとしていたのだった。

 

その頃、ICPOのキースの魔の手は、確実にルパンたちに近づいていた。

アラスカで待機中の五エ門は、キースに襲われて重傷を負い、生死が分からぬまま行方不明。カレンも、キースによって拉致されてしまう。

そして、なんとキースはジョンの仲間だということが判明する。キースは、表向きはICPOの職員だが、裏の顔はショットシェルの秘密社員だったのだ。

 

ルパンは、イワノフに盗んだ金を積み逃走を図るが、不二子はジョンの屋敷に閉じ込められ、次元は行方不明。

計画は、失敗したかのように見えた。

終盤

カレンを引き入れることに成功したジョンは、本格的な核兵器事業に乗り出そうとしていた。

しかし、ジョンのあまりの過激な思想に着いて行けず、カレンは決別を決意。不二子とともに、ジョンの屋敷から脱出しようとする。

時を同じくして、五エ門と再会したルパンは、銭形の経費で買った輸送機から火のついたドラム缶を投げ落とし、ショットシェルの本拠地に大空襲を行う。

混乱に乗じて仲間を助け出そうとするルパンだったが、キースに銃を向けられ、絶体絶命の状況に陥る。

しかし、そんなルパンのピンチを救ったのは、行方不明になっていた次元だった。

キース
棺桶の用意は出来ているZe♡

とすごむキースの胸元に、銃弾をお見舞いしたのだった。

 

次元の登場に敏感に反応したのは、カレンだった。

カレンは、ここぞとばかりに銃を次元に向ける。

そして次元は、

次元
俺と、彼女(カレン)の話だ

と言い、銃を捨て、拳銃を向けるカレンの真正面から対峙する。

ラストシーン

数秒睨みあった後、カレンはついに引き金を引く。

しかし、銃口の先は次元ではなく、その後ろにいるキースだった。キースはまだ生きていたのだ。

ルパン、次元、カレンは、そのままの流れでキースとの銃撃戦になるが、今度こそ撃ち倒し、最後はルパンが眉間にとどめの一発を食らわす。

 

しかし、この戦いの中でカレンは流れ弾に当たる。次元はすぐに近寄って抱き寄せるが、カレンはイワノフの自爆装置を次元に渡し、息を引き取る。

 

ここで、何も知らないジョンとブラッド、そして多数の戦闘員たちが現れルパン一味を包囲する。

そして、イワノフに乗り込み本拠地からの脱出を図る。

次元は、ジョンたちが乗るイワノフを沖に見ながら、自爆装置を起動させるのだった。

 

最後、ショットシェルの資金が宇宙の人工衛星内に隠されていることを知ったルパンたちは、スペースシャトルで宇宙へ飛び、宇宙空間に隠されていた大金を手に入れてエンディングとなる。

1分で振り返るストーリーまとめ(忙しい人向け)

忙しい人向けに、本作のストーリーを1分で把握できるようにまとめてみました。

✔ 銭形警部の後任として、元殺し屋のキースが抜擢される。キースには、ICPOから「ルパン一味を殺せ」と指令が下される。
✔ 一方ルパンは、世界的な武器密売組織”ショットシェル”が貯めこんでいるお金に目を付ける。ショットシェルに接触するため、ロシア海軍基地から原子力潜水艦”イワノフ”を盗み出す。
✔ この計画の鍵を握るのは、ロシア核物理学者のカレンだった。彼女は、核物理学の研究者としては世界で3本の指に入ると言われ、原子力潜水艦の操縦もお手の物だった。
✔ その後、ルパンの狙い通り、ショットシェルのボス・ジョンから連絡を受ける。
✔ ショットシェルのお金の隠し場所を見つけ出したルパンたちは、お金を盗み本拠地から脱出しようと企む。しかし、キースの介入により五エ門は重傷、次元は行方不明となり、計画は失敗する。
✔ ルパンは、傷が回復した五エ門と合流し、再度ショットシェル本拠地に攻勢を仕掛ける。次元が復活したことも功を奏し、キースを撃退して形勢逆転。
✔ しかし、銃撃戦の最中カレンは命を落とす。
✔ ジョンたちは、イワノフに乗り脱出しようとするが、次元が自爆装置を起動させ、イワノフは海底に沈んでいく。

 

興味が湧いた方は、是非ともストーリー(細部)も読んでみてくださいね!!

考察及び感想

危険すぎるICPO

本作でひときわ際立ったのは、ICPO(国際刑事警察機構)という組織の危険さです。

 

まず、銭形の後任に抜擢したキースですが、彼は

キース
俺は殺しの訓練は受けたが、生きたまま逮捕はどうも苦手でね・・・

などと言っちゃってる超やばい奴!完全にミスチョイスです。警察官には最もふさわしくない人種です。

 

次に、キースに与えた指令が

ICPOの偉い人
ルパン一味を逮捕しろ、生死は問わない

これはつまり「殺せ」ってことでしょう(サブタイトルも「暗殺指令」だし)。

「殺せ」という指令を出すなんて、とても警察関係機関とは思えませんね(-_-;)

 

次に、ICPOが銭形に新しく与えた任務が・・・ショットシェル壊滅捜査?

そもそも、”壊滅捜査”とはなんなのだろうか?日本では、暴力団組織を壊滅させるために警察が動くことがありますが、それと同じなのでしょうか?

多数の武器を保有して傭兵を大勢雇っているショットシェルであれば、壊滅させるなんて相当大変なことです。

下手をしたら、警察では力不足で、軍隊を出動させないといけないかもしれません。

それを、銭形一人にすべて押し付けるなんて・・・とんだパワハラ組織です。

暗殺指令?

暗殺とは、Wikipediaによると

「不意打ちを狙って実行する殺人行為(謀殺)のこと。」

とあります。

ま、要は誰にもバレずにこっそり殺してしまいましょう、という意味。

 

ところが、暗殺指令を受けたはずのキースは、白昼堂々”ICPO”と刻印がされている戦闘ヘリを乗り回し、ミサイルや機関砲を派手に撃ち放題。

ある意味男らしい戦いっぷりなのですが、とても暗殺が出来るタイプとは思えません。

ブレブレなカレン

そして、本作のヒロインであるカレン。この子にもいろいろと問題があるんです。

まずは、今回のカレンの行動について振り返ってみましょう。

序盤でショットシェルに掴まったと思いきや、峰不二子に救出される。

救出されてルパンサイドに付くと思ったら、マスコミに扮して忍び込もうとする不二子たちの目の前で突然拳銃を発砲し、「(不二子たちを)捕まえて!」と騒ぎだす。

ルパンに協力すると言い出したかと思えば、父の仇である次元を見て、次元に発砲。

その後キースに拉致されるが、キースの目的がルパン一味の殺害にあると知り(つまり次元も殺害リストに入っている)キースに同調。

ジョンから事業に協力してくれるよう言い寄られ、微妙に協力する感じになる。しかし、ジョンの過激な思想に耐えられず、「もういや、我慢できない」と言い出して決裂。

じゃあやっぱりルパン側に付くのかと思いきや、最後まで次元に銃を向け続ける。
しかし、最終的に次元は殺さない。
その後、流れ弾に当たって突然死亡。

 

 

うーん、軸がブレブレですね。一体何がしたいのやら。

次元を殺したいけど、なんとなく殺せない。

本当はルパンにもジョンにも協力したくないけど、お願いされたらなんとなく協力しちゃう。

硬い意志というか、信念というか。そういったものを持って欲しかったですね。

 

その他にも、不二子がショットシェルの傭兵たちを銃撃戦をしている時、不二子の隣でポケーっと見ていたりなど、これまでのルパンシリーズで見られていたような”勇気あるアクティブなヒロイン”とは異質な気がします。

ヤバすぎるショットシェルの資産管理

さて、私が一番度肝を抜かれたのは、ショットシェルの資産管理状況。

なんと・・・、すべて現ナマで保有!!!しかも、鋼鉄のドームの中に札束を詰め込みまくるという超原始的方法!!

 

一体なぜ?

一応、表向きは健全な会社という設定なので、ある程度は銀行などに預けるなど違い方法で管理していてもよいのではないでしょうか?

それとも、ショットシェルはすべての取引を現ナマで行っていて、脱税目的でこうやっているとか?

 

ジョンは、資産管理要領についてもう少し勉強すべきでしたね。

次元がカレンの父を殺した事件の真相

カレンは、「次元は父を殺したー!」と終始騒いでいました。

それに対する次元の言い分はこうです。

次元
あの日、俺は君(カレン)の親父さんと一緒に、約束の金を受け取るために出かけた。(中略)その時、俺の背後で音がした(銃の引き金を引く音)。俺は反射的に身をよじって引き金を引いた・・(その弾がカレンの父に当たった)

要は、故意的に殺したわけではないということですね。

ただ、残念ながら正当防衛や緊急避難は認められず、過失致死でしょうねぇ。

 

うーん、ガンマンの性分として反射的に撃ってしまったということなんでしょうけど・・・

確かに、これはカレンに恨まれて当然事件だったのかもしれませんね(T_T)

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