- 伝説の手抜きアニメ「チャージマン研」
- 想像の斜め上を行く「チャージマン研」名言集
- 第2話 危機一髪!!
- 第3話 蝶の大群が舞う
- 第4話 謎の美少年
- 第5話 恐怖!ミイラが馬車でやってくる
- 第6話 怪奇宇宙植物園
- 第9話 ジェラルモンス登場
- 第10話 バリカン大暴れ
- 第11話 地球を守れ
- 第12話 野菜サラダが食べられない
- 第13話 対決海底都市
- 第14話 闇夜に消えた大仏
- 第16話 殺人レコード恐怖のメロディ
- 第19話 銀行ギャング ̬̌キャロンが危ない
- 第20話 ガールフレンドが出来た
- 第21話 キャロンへの贈り物
- 第22話 時限爆弾伝送テレビ
- 第23話 恐怖!精神病院
- 第25話 雄一少年を救え(神回)
- 第26話 記憶を亡くした少女(神回)
- 第28話 宇宙ロケットZ9号
- 第31話 「金庫破りの名人」
- 第33話 僕のパパは時代遅れ
- 第34話 スカイロッド地底に突っ込め
- 第35話 頭の中にダイナマイト(神回)
- 第36話 戦慄!悪魔の病院
- 第37話 ハイジャックをやっつけろ
- 第38話 ジェラルの偽友情作戦
- 第39話 美人ロボットは殺しの使者
- 第40話 疾走!殺人ハイウェイ
- 第43話 カメラのファインダーを覗け
- 第47話 ジェラルの大逆襲
- 第50話 みなしごセンターを救え!
- 第52話 海底油田を爆破しろ!
- 第53話 怪しい花嫁
- 第57話 南極遊園地
- 第61話 バリカンの旧友が訪ねてきた
伝説の手抜きアニメ「チャージマン研」
『チャージマン研』は、1974年に放映された子供向けのアニメです。
まずこのアニメに言えることは、”完全なる手抜きアニメ”だということでしょう。
ストーリーはご都合主義の超適当、絵やアニメーションが雑、お金をケチったのか少数の声優の使いまわし、1話たった5分だというのにも関わらず露骨な尺稼ぎ、戦闘シーンなのに効果音がない、色の塗り忘れが頻発、ほぼ毎回陰毛らしきものが映りこむ、などなど、「素人が作ったのか?」と疑いたくなるような完成度の低さ。
しかし、このアニメの凄いところは、その完成度の低さゆえに、どのギャグマンガにも負けない程のシュールな笑いを奇跡的に生み出したことです。
「笑い過ぎて息ができない」「笑い過ぎたおかげで腹筋が六つに割れた」「こんなに笑ったアニメは他にない」「突っ込みが間に合わない」など、ネット界隈ではチャージマン研を称賛(?)する声で満ち溢れています。
40年以上も前のアニメだというのに、YOUTUBEでは数十万~数百万回以上の再生数を叩きだしています。
実は、そんな伝説のアニメチャージマン研が発祥の名言が、未だにネット界隈で使われています。
「よく聞くネタだけど、元ネタが分からないんだよねー」と思っていた言葉が、実はチャージマン研が元ネタだったりするのです。
その他にも、ツッコみどころ満載のセリフがこのアニメでは乱発します。捧腹絶倒間違いなしです。
それでは、想像のはるか斜め上を行くチャージマン研の名言集をご覧ください。
※ ちなみにこのアニメは、YOUTUBEだと全65話無料で視聴できます。私のおススメは、「第4話 謎の美少年」「第23話 恐怖!精神病院」「第25話 雄一少年を救え」「第26話 記憶を亡くした少女」あたりですね。
「チャージマン研」は、21世紀後半の地球において、世界を守るためヒーローとして立ち上がった少年・泉研と、地球侵略を目論むジュラル星人の戦いを描いた作品である。
主な登場人物としては、主人公の泉研、研のパパ(医者)とママ、妹のキャロン、ロボットのバリカン、研の担任の渚先生、ジュラル星人とその親玉の魔王。
普通の小学生として生活している泉研だが、ひとたびジェラル星人が現れると「チャージマン研」に変身し(変身と言っても、見た目的にはヘルメットをかぶるだけ)、「アルファガン」と呼ばれる超チート武器を手にジュラル星人をやっつける。
しかし、ジュラル星人が地球に来た過程や、研がヒーローに選ばれた理由など物語の核心に迫る部分は、全編を通しても一切説明されていない。
一応、光が無いと研はチャージマンに変身できないという設定のようだが、光が無くても普通に変身してい場面も多数あり、因果関係があやふや。
一方、地球侵略を目論むジュラル星人たちは、地球人に変身して接近するなどあの手この手で研の油断を誘うのだが、あまりにも回りくどい作戦ばかりたてるので苦労の割には全く成果が伴っていない。そればかりか、ツメが甘く途中で正体を見破られ、最後には研に全滅させられてしまうのがお約束のパターンとなっている。
なお、ジュラル星人との戦いになると、研は情け容赦なく彼らを虐殺していく。「〇〇が盗まれる」「○○が破壊される」など、犯人不明の事件が報道されるたびに「ジュラル星人の仕業だ!」と即座に決めつける。
立ち向かってくるジュラル星人はもちろんのこと、逃亡中のジュラル星人に対しても研は徹底して追い打ちをかけ、血祭りにあげる。さらには、事件とは全く関係のない場所にわざわざ出向いて行って、そこで偶然見つけたジュラル星人を殺害するなど、研が心の底からジュラル星人を憎んでいるということがよく分かる。
想像の斜め上を行く「チャージマン研」名言集
第2話 危機一髪!!
魔王「チャージマン研!まだまだ諦めるぞ」
「諦めんぞ」と言いたいようだが、活舌が悪いので、何回聞いてもこうにしか聞こえない。
第3話 蝶の大群が舞う
バリカン「人を拾ってきたよ」
パパ(医者)「どこで拾って来たんだ?」
人を”拾った”と言うな。
(蝶に襲われて倒れていく人たちを見て)
パパ「私たちは、あまりの恐怖で立ちすくんでしまい、じっと様子を伺っているだけで精一杯でした」
なんだか被害者っぽく語っているが、パパは医者です。
第4話 謎の美少年
星「エ゛ェェェェェーーイ」
星「ウェイ!!!」
美少年星君が発した謎の奇声。チェー研史に残る名言。
(変身を見せてくれとせがまれて、仕方なく変身しようとする研)
研「いやーーーー…(テンション激低)」
星「バカにしないでくれ」
ボケと突っ込みがみごとに決まった瞬間。
第5話 恐怖!ミイラが馬車でやってくる
(急な悪天候に見舞われて、「これはどういうことか?」と副機長に聞かれた機長だが…)
機長「わしにもわからん…突入するぞ!」
分からないのに突入するのか…
第6話 怪奇宇宙植物園
西野君「そぉぉい!」
西野君の出番はここだけ。たったこの一言で、西野君はチャー研の世界では有名人になった。
(植物園に来て喜ぶ少年たち)
誰か「わぁぁぁぁい…」
テンションが低すぎる歓喜。
第9話 ジェラルモンス登場
研「くたばれ!ジェラル星人め!」
とても正義のヒーロー(子供)が言うセリフとは思えない。
第10話 バリカン大暴れ
魔王「おーいみんな、逃げろ!早くしないと爆発するぞ!」
なんて優しい魔王なんだ。
第11話 地球を守れ
(隕石の映像を見せられて)
研「死んだ星が流れて落ちる、アレですね?」
アレって、どれだよ…
魔王「研、話がある。地球の危機は、地球を奪い取ろうとする我々の危機でもある。そうではないか?研、アイアン星をぶっつぶそうではないか?俺とお前が手を組むのだ。アイアン星が消滅したら、俺とお前は再び敵同士だ。どうだ、研?」
研「よし、束の間の握手だ!」
(その後)
魔王「やった、やったぞ。地球の危機は去ったのだ。」
これはガチで名言。敵同士であるはずの研とジュラル星人が手を組み、地球の危機に立ち向かっていくこのシーンは、チャー研の中でも屈指の名シーン。
第12話 野菜サラダが食べられない
(野菜が食べられなくなるというニュースを聞き、嘆くキャロンを見ながら)
父「んー…野菜かー(ボソボソ)」
声小さっ!!
第13話 対決海底都市
操られた渚先生「No.12!酸素を止めなさい」
ロボットNo.12「ふぁい」
緊迫したシーンなのに、気の抜けた返事のせいで一気に緊張感が無くなる瞬間。
第14話 闇夜に消えた大仏
(町が何者かによって破壊されているニュースを読み上げて…)
アナウンサー「もしかしたら、この大仏の仕業ではないかと噂されております」
報道が「もしかしたら」なんて言葉を使うなよ!!
第16話 殺人レコード恐怖のメロディ
研「おまえたち!よくもあのキチ〇イレコードを!」
放送禁止用語なんですがそれは…
第19話 銀行ギャング ̬̌キャロンが危ない
研「キャロンがいない…!?あの…人質にされた女の子は?」
警察官「知らんな」
警察官が冷たすぎる…
第20話 ガールフレンドが出来た
(好みの女の子に出会って)
研「君…あー、君、あー…、君…」
デレデレする研に誰もがイラっとする瞬間。
第21話 キャロンへの贈り物
(ある日突然、送り主不明のプレゼントがキャロンに贈られてくる。開けてみると、中からは怪しい人形が。「ファンから贈られてきたのではないか?」と浮かれるキャロンに…)
パパ「まぁいいだろう。本当にファンかもしれんよ。」
その理屈はおかしい。
(体調を崩したキャロンを見て)
ママ「お医者様に見てもらいましょうか?」
パパ「おいおい、私は医者だよ!」
パパとママの二人によるショートコントでした。
第22話 時限爆弾伝送テレビ
TV「空港が、何者かによって爆破されました。」
研「ジュラル星人の仕業だ!(即断)」
断定が早すぎる…
(研が空港を探索中に、地響きがするほどの大爆発が起こる)
研「なんだ、モニターテレビが爆発しただけだ。」
だけ…?
第23話 恐怖!精神病院
(精神病のフリをして精神病院で潜入捜査を行う研に向かって…)
パパ「じゃあ、警視総監の依頼で、こんなところにお前を潜り込ませたのは、無駄じゃなかったんだな」
精神病院を”こんなところ”呼ばわり…あんたは本当に医者なのか?
第25話 雄一少年を救え(神回)
(放火の現場を怪しい男たちに見られた優一少年。優一少年は逃げようとするが、男たちに掴まってしまう。優一少年は、警察に通報しない代わりに、次の日もこの場に来て放火をするようにと強引に約束させられてしまう。自分の愚かな行為を悔いる優一少年だが、もう遅い。泣きながら帰る優一少年の頭には、次のような言葉が浮かんでくる。)
??「これから毎日、家を焼こうぜ」
このセリフは、男たちが実際に優一少年にかけた言葉ではない。優一少年が勝手に妄想しただけ。ネット史に残る名言。
第26話 記憶を亡くした少女(神回)
研「ごめんね、僕のパパが、君を車で轢いちゃって」
車で轢いたわりには謝り方が軽すぎる…
(少女に質問攻めする研とキャロンに対して)
ママ「これ、研、キャロン。まだ本調子じゃないんだからダメよ。」
本調子www
パパ「そうか、あの少女がジェラル星人だったとはな。そうと判っていればあの時…」
あの時…何だ!?「あの時、轢き殺しておけば…」とでも言いたかったのか?パパのサイコパスっぷりがよく分かる一言。ちなみにこのあとも、研の家族は人を轢きまくります。
第28話 宇宙ロケットZ9号
ナレーション「このバカでかい工場で…」
ナレーションが「バカでかい」言うな!!
第31話 「金庫破りの名人」
(研、車で子供を轢く)
研「ごめん、大丈夫だったかい?」
少年「うん、僕も悪かったんだよ」
研「急いでるみたいだったけど」
少年「とんでもない、じゃあ」
研「(笑顔で)よかったら送るよ、どこまで?」
少年「ありがとう、でももうすぐだから」
(しばらくして再会)
研「(笑顔で)やあ、君!!こないだはごめん」
小学生が車を運転しているという問題は置いておいて、どうも研の家族は、車で人を轢いても謝れば許してくれると思っているらしい。
第33話 僕のパパは時代遅れ
(「月にはなにがある?」という質問を息子に問う父。息子の回答に満足いかず…)
パパ「バカ者!そんなこと聞いてはおらん!月には、ウサギさんがいて、餅をついておるのじゃ!」
”古風な父”と思わせたいようだが、これはロマンチックなだけで古風でもなんでもない気がするが…
第34話 スカイロッド地底に突っ込め
(爆発音)
研「博士、今のは…?」
博士「地下で核爆発を起こさせているんだ」
か、核!?
第35話 頭の中にダイナマイト(神回)
研「ボルガ博士、あなたは殺されたんです。その頭の中に爆弾を仕掛けられて。今のあなたは人間ロボットなんだ」
根拠はなく、完全に研の推測です。
研「ボルガ博士、お許しください」(空中から博士をぽいっー!)
怒涛の展開。
研「かわいそうなボルガ博士」
空中に捨てたのお前だろ!?
第36話 戦慄!悪魔の病院
看護士(正体:ジュラル星人)「産まれてくる子供はこの料理に仕込んだ工場廃液で、みんな人間の形にならないのさ。ただのガラクタになる。」
完全にアウト。
看護士(正体:ジェラル星人)「チャージマン、殺してやる」
研「それは僕の言うセリフだ。多くの犠牲になったかわいそうな赤ちゃんのためにも、お前たちは許せないんだ!」
なんとしてもジュラル星人を〇したい研。
第37話 ハイジャックをやっつけろ
牧師(正体:ジュラル星人)「やめなされ。そんな無益な殺生はなめなされ。」
ネット史に残る名言。こいつだったのか…
第38話 ジェラルの偽友情作戦
ジェラル星人「お、チャージマあぁぁぁぁぁぁぁーー!!(死亡)」
最後まで言わせてあげてよ…
第39話 美人ロボットは殺しの使者
看板「ビュテーサロン」
ビュテー!?
第40話 疾走!殺人ハイウェイ
(エンストで困ってる人を見ながら)
キャロン「お先に(^^♪」
研&キャロン&バリカン「キャハハハハ!!」
おまえらそれでもヒーローか?
第43話 カメラのファインダーを覗け
地球側に寝返ったジェラル星人「心だよ、感情だよ、地球の人々は守り合っている。美しいことに、泣くことさえあるんだ。」
これはガチで名言。
第47話 ジェラルの大逆襲
(大勢のジュラル星人の前で、堂々と演説をする魔王)
魔王「このうえは、一日も早く地球を征服し、死にかけているジェラル星の仲間を呼び集め、再び平和と繁栄を取り戻さねばならん!!」
ジェラル星人「ぉぉー…(計2人)」
返事が二人って…
第50話 みなしごセンターを救え!
ナレーション「独りぼっちになってしまった可哀そうなお友達が大勢いるんだ」
可哀そうな?ナレーションが辛辣過ぎる…
ジュラル星人「うるせー!ジュララー!!(子供を蹴り倒す)」
ジュララー?
第52話 海底油田を爆破しろ!
タイトル「海底油田を爆破しろ!」
爆破しちゃダメなのでは?
ナレーション「専門的なことはともかく…」
端折るな!
ナレーション「このタンクに貯蔵しといて…」
”しておいて”だろ!
第53話 怪しい花嫁
(新婚の嫁(正体:ジュラル星人)が、夫のネクタイやポケットにさりげなく発信器を仕掛けるという地味なシーンだが…)
SE「カァァァァァン!!!!キィィィィィィン!!!!ドォォォォォォォォン!!!!」
普段は全く仕事をしないSEが、なぜここだけ気合を入れたのか?
第57話 南極遊園地
(氷の上で滑ろうとするが上手くいかず、転げまわるバリカンを見て…)
パパ「これじゃ氷滑りじゃなくて氷転がりだよ(笑)」
パパ屈指のジョーク。誰がウマいことを言えと…
第61話 バリカンの旧友が訪ねてきた
(研の家に送り込んだ偽ロボットに爆弾が仕掛けられていることを、ご丁寧に長々と説明するジュラル星人)
偶然聞いてしまったバリカン「ええっ!!」
ジュラル星人「聞いたなこいつっ」
全部聞かせたのはおまえらだよ!コントかよ!
ジュラル星人「お、チャーああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(死亡)」
せめて最後まで言わせてあげてよ…(2度目)
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