映画紹介『ウィリーズ・ワンダーランド』(ネタバレ無し)痛快!無敵の男(ニコラスケイジ)がバケモノたちをなぎ倒す映画

ホラー

作品紹介

制作 2020年
ジャンル アクションホラー(半分コメディ)
監督 ケビン・ルイス
キャスト ニコラス・ケイジ、エミリー・トスタ、リック・ライツ、クリス・ワーナー

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この映画のみどころ

この映画の見どころは、主人公”名もなき男”演じるニコラス・ケイジの、痛快なまでの無双っぷりです。

通常、ホラー映画というのは、敵の力が強すぎて主人公をはじめとする人間たちはとても太刀打ちできるものではなく、得体のしれない存在から逃げ惑う、という恐怖を楽しむものですがこの映画は少し違います。

主人公の男が、マジで強いです。強すぎて、バケモノなんて問題になりません。ほぼワンパンで倒してしまいます。

主人公の男が、人間を襲うバケモノたちをフルボッコにしていく、そんな映画です。

どこかの誰か(適当)がこう言ってました。

「めちゃくちゃゲームが上手な人がプレイするホラーゲームを見ているみたい」と。

この言葉は、言い得て妙だと思います。

 

本作は、名もなき男が人質として遊園地内に送られ、襲い掛かる人形たちをフルボッコにするという単純明快かつ痛快なストーリー。

死体はちょくちょく出てきます。グロいといえばグロいですが、そこまでえぐいシーンはありませんので、グロが苦手という方でも安心(?)して見られる映画だと思います。

 

ホラー映画ということで、少し構えて見ていたのですが、底から湧き上がってくる恐怖という感じではなく、どちらかというとゲームのバイオハザード(初代を除く)をプレイしている感覚に似ています。

あまり怖すぎると夜眠れなくなる私としては、ちょうどいい怖さ具合でした(笑)

 

また、コメディ要素がちょいちょい入り込んできます(笑)

パッと見かわいらしい感じの人形に対して、真顔で睨みつけるニコラスケイジは、どことなくシュールで笑えました。

 

あと、男の徹底した時間管理具合がもはやギャグとなっています。

男は、テックスから園内の清掃を命じられると、腕時計のタイマー機能を利用して完ぺきな労働時間管理を見せつけます。

腕時計がピピっと鳴ったら清掃開始。再びピピっと鳴ったら休憩で、コーラを飲み干してビンボールゲームに興じ、ストレスを発散する。その繰り返しです。

このサイクルは、バケモノがいようがいまいが全く変わりません。

さあ、これからバケモノと一戦やるかという時に腕時計が鳴り、リブにナイフを渡して突然休憩に入る男。リブは、唖然としながらバケモノと戦うなんていうシーンもあります。

ウィリーとの決戦直前。男はウィリーを睨みつけ、さあ最後の戦いが始まるぞという一番緊迫した場面でも、腕時計がピピっと鳴って男は休憩に入り、ノリノリでビンボールマシンに興じます。

大爆笑とまではいきませんが、「フフッ」と笑わせてくれるギャグ要素。全般的な”ホラーの雰囲気”を壊すことなく、大人の笑いを届けてくれました。

 

ストーリーは単純明快なので、難しいことを考えなくても楽しむことができます。ビールを片手に、軽い気持ちで見るのがおススメです(笑)

主要VOD4社配信状況

見放題 有料
Amazon Prime Video ×
U-NEXT ×
hulu × ×
TSUTAYA TV ×

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登場人物

名もなき男

本作の主人公。カマロを乗り回るハードボイルド風の男性。

無口で、終始一言も発しない。

何が起きでも動じず、どんな的にも怯まない強靭な精神力を持つ。たとえそれが、化け物相手だったとしても。

 

仕事は完ぺきにこなす職人肌で、秒単位で勤務時間を管理する。

リブ

本作のヒロイン。悪ガキグループの一員だが、割と常識的な判断ができる。

テーマパーク「ウィリー・ワンダーランド」を燃やすことが己の使命と思っている。

悪ガキグループ

リブを含む6人の男女からなるグループ。

「ウィリー・ワンダーランド」を燃やすことに情熱をかける。

修理工場の男

車の修理工場を営む。

クレジットカードは受け付けず、周囲にATMは全くないという融通のかけらも見られない営業。

テックス

あだ名は「マカドゥー」。

潰れたテーマパーク「ウィリー・ワンダーランド」を再建しようと目論んでいる。

保安官(女)

町の治安を守る保安官。リブを幼いころから知っている。

「ウィリー・ワンダーランド」の秘密を知っているようだが・・・

エヴァン

急遽派遣された保安官。この町についての事情は何も知らない。

ウィリー

テーマパーク「ウィリー・ワンダーランド」のマスコットキャラ。

イタチがモチーフ。

アーティ

テーマパーク「ウィリー・ワンダーランド」のマスコットキャラ。

ワニがモチーフ。

サラ

テーマパーク「ウィリー・ワンダーランド」のマスコットキャラ。

妖精がモチーフ。

キャミー

テーマパーク「ウィリー・ワンダーランド」のマスコットキャラ。

カメレオンがモチーフ

ガス

テーマパーク「ウィリー・ワンダーランド」のマスコットキャラ。

ゴリラがモチーフ。

おやすみナイト

テーマパーク「ウィリー・ワンダーランド」のマスコットキャラ。

西洋風の騎士がモチーフ。

オジー

テーマパーク「ウィリー・ワンダーランド」のマスコットキャラ。

ダチョウがモチーフ

ティト

テーマパーク「ウィリー・ワンダーランド」のマスコットキャラ。

カメがモチーフ

『ウィリーズワンダーランド』のストーリー

主人公の男(以下、「」)は、愛車カマロを運転中のところ、悪質な悪戯にかかってタイヤをパンクさせられる。

途方に暮れていると、1台のトラックが現れたので、運転手に頼んで乗せてもらうことになった。

そのトラックの運転手は、車の修理工場を営んでいるということので、男は早速修理をお願いすると、修理代として1000ドルを要求される。しかし、男は現金の持ち合わせがなくクレジットカードも使用不可能と言われので、やむを得ず男は、働いて修理代を返すこととなった。

ここで紹介された男が、テックスという経営者。聞くところによると、過去に廃園となったテーマパーク「ウィリー・ワンダーランド」の再建を目指しているため、園内を掃除してほしいとのこと。

男は、車の修理費を補填するため、1日限定で園内の清掃をすることとなった。

 

「行こう、男の悲鳴は耳障りだ」

テックスは意味深な言葉を言い残し、ウィリーズ・ワンダーランドを後にする。

以後の展開

さて、ウィリーズ・ワンダーランドに一人取り残された名もなき男。

残念無念。彼は無残にも、園内に跋扈するバケモノ達の餌食に…なるわけがありません(笑)

得体のしれないバケモノ達をフルボッコにする名もなき男。

絶妙に交差するホラーと笑い。

なんといっても、ラストシーンが最高なんです(笑)

 

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コメント

  1. より:

    どこが考察なん?
    ただの感想やん
    しょうもな。

    • 火魔神 より:

      貴重なご意見ありがとうございます!

      今後、しっかりと考察できるよう努力しますm(__)m

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