【考察】「ルパン三世 炎の記憶」(ネタバレ)あの銭形警部が主役級の大活躍!

アニメ

作品紹介

制作 1998年
ジャンル アニメ
監督 篠原俊哉
キャスト 栗田貫一納谷悟朗小林清志井上真樹夫増山江威子

『ルパン三世 炎の記憶~TOKYO CRISIS~』は、1998年、ルパンTVスペシャルシリーズの第10番目として放映されたアニメです。

監督の篠崎俊哉さんは、『ルパン三世 バイバイリバティー危機一髪』でも助監督を務めています。

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このアニメのみどころ

このアニメのみどころは、なんとあの銭形警部が主役級の活躍をするというところです。

銭形警部は、これまでは「カリオストロの城」以外ほぼ例外なくギャグ担当キャラになっていて、ストーリーにほとんど絡んでこないというのが通例だったのですが、今回はばっちり絡んできます。

ちょっとドジでなかなか報われないというキャラ設定はそのままですが、全般を通して大活躍(?)します。

そして、ゲストヒロインである一色マリアとの恋の行方は如何に・・・

 

銭形ファンの方必見です。

登場人物

一色マリア

本作のヒロイン。雑誌「TOKYO LIFE」のライターをしている。

上司である峰不二子の命令により、銭形警部に対する単独取材をすることになる。

 

幼い頃に両親を亡くしていおり、それが心に大きな傷を残している。

未来に起こる出来事を予知することができる。

マイケル・鈴木

若き青年実業家で、アクアポリスを建設する。古美術品の収集には目がない。

一見するとさわやかな青年だが、その笑顔の裏には、実は恐ろしい野望が隠されている。

権藤

マイケル・鈴木の用心棒。常にマイケル・鈴木の傍に付き添っていて、片時も離れることは無い。

腕はかなり立つ。

一色博士

一色マリアの父親。マイケル・鈴木の下で、遺伝子研究に打ち込む。

娘想いの良き父だったが、マリアが幼い頃、マイケル・鈴木に銃殺されてしまう。

ストーリー(細部)

序盤

8月1日、あらゆる娯楽を集約した巨大な島”アクアポリス”がオープンすることになる。

オーナーは、若き青年実業家のマイケル・鈴木

銭形警部は、そのマイケル・鈴木に依頼され、古美術品である肖像写真”巽の慶喜”を彼のもとに届けていた。

実はこの肖像画には、徳川家が隠した財宝の在りかが記されていると言われていた。その価値、なんと2000億円以上。

財宝の隠し場所の謎を解くには、マイケル・鈴木が手にした巽の慶喜の他に”乾の慶喜”が必要。

当然ルパンも、この徳川家の財宝を手に入れようと本格的に動き出す。

 

一方、ルパン逮捕に情熱を燃やす銭形に、単独取材をする若い記者がいた。

それが、一色マリアだ。マリアには予知能力があり、近未来を正確に言い当てることができた。

マリアには、トラウマがあった。幼い頃、自分が見ている目の前で父を殺されたのだ。

マリアが父を殺した相手について覚えているのは、不敵な笑みだけだった。

 

そのころルパンは、もう一つの肖像写真である”乾の慶喜”を盗みにかかる。

ここでルパンの前に立ちはだかったのは銭形。二人の間で、激しい争奪戦が始まる。

しかし、ここで異変が起こる。二人の間に割って入るかのように、マイケル・鈴木の用心棒である権藤が登場する。

権藤も、乾の慶喜を狙っていたのだった。

 

三つ巴の戦いが繰り広げる中、さらにもう一人の刺客が登場する。それは、峰不二子五エ門だった。

五エ門は、一瞬のうちに乾の慶喜を盗み出すと、不二子の操縦するヘリコプターであっという間に逃げ去ってしまう。

中盤

銭形は、ルパン追跡の際に発生させた交通事故の責任を取らされ、休職命令を受けてしまう。

やけ酒を煽る銭形。それに付き合わされるマリア。

銭形には気がかりなことがあった。それは、マイケル・鈴木の存在だった。

今回のルパンとの肖像写真争奪戦の際、黒幕にマイケル・鈴木がいるのではないかと銭形は感じていた。

 

一方、ルパンと次元は不二子から呼び出されていた。

乾の慶喜は現在不二子が持っており、今後は共同でマイケル鈴木が持つ巽の慶喜を奪いに行こうという話。

マイケル鈴木がオーナーとなる”アクアポリス”が開幕したところで、そこに忍び込もうという手はずだ。

 

ルパン、次元、五エ門、不二子の4人は、早速アクアポリスに忍び込む。

しかし、計画は失敗。途中でマイケル鈴木に見つかってしまい、ルパンはアクアポリスの施設内に逃げ込む。

その後、ルパンを追ってやってきた銭形、マリアと合流し、地下の研究室らしき場所を探索することになる。

 

ここで、マイケル・鈴木のもとにとある報告が上がる。以前、マイケル・鈴木のもとで遺伝子の研究を行っていた一色博士の娘は、なんとマリアのことだった。

そしてマリアは、マイケル・鈴木が研究材料として探していた人物でもあった。

マイケル・鈴木は、マリア捕獲のため、ルパンたちを追跡する。

 

その後、アクアポリスに侵入した罪を問われ、留置場に入れられてしまうルパン達だが、マリアは一足早く保釈。次いで、ルパンと銭形も留置場を脱走する。

終盤

これから、マイケル・鈴木の復讐が始まる。

マイケル鈴木は、権藤にマリアを拉致させると、ルパンたちや銭形の住まいを放火したばかりか、不二子が持っていた乾の慶喜の肖像写真すら奪っていった。

そして、2枚の肖像写真を手に入れたマイケル・鈴木は、マリアが持つ懐中時計のガラス乾板を利用して隠された暗号を読み解く。

その暗号からわかることは、一色博士が残した遺伝子研究のデータだった。

マイケル・鈴木は、マリアが持つ特殊な能力に目を付け、予知能力を持った最強の傭兵軍団を作り上げようとしていたのだった。

 

その後、アクアポリスの開幕記念パーティーが盛大に行われるが、ここで権藤ら数人の間者が乱入し、マイケル・鈴木を人質にとって日本政府に身代金を要求する。

実はこれは、マイケル・鈴木が画策した自作自演の誘拐劇だったのだ。

日本政府が用意した輸送機に乗り込み、そのまま高跳びをしようとするマイケル・鈴木だったが、この輸送機に果敢にも乗り込んで行ったのが銭形だった。

銭形は、マリアを取り戻すため、必死に権藤に食らいつく。

ここで、ルパンが輸送機に乱入。さらには、斬鉄剣を取り戻して復活した五エ門が、輸送機を真っ二つにする(五エ門は、斬鉄剣を無くしていた)。

最後、マイケル・鈴木はルパンを追い詰めるが、虫歯が治った次元がマイケル・鈴木を狙撃する(次元は、虫歯で本来の力を出せずにいた)。

ラストシーン

事件は、これで収拾したかのように見えた。

しかし、ここで自室に戻る権藤の姿があった。そして権藤の本当の姿は、マイケル・鈴木だった。

ここまでの出来事は、すべてマイケル・鈴木が計画した、商品を売り込むためのデモンストレーションだったのだ。

 

しかし、この場に銭形が指揮する警官隊が突入する。

マリアだけは、マイケル・鈴木の正体を見破っており、銭形に助言していたのだった(権藤が見せた不敵な笑みが、マリアの父を殺した人物の笑みとそっくりだった)。

こうしてマイケル・鈴木は逮捕され、今度こそ一件落着となる。

1分で振り返るストーリーまとめ(忙しい人向け)

忙しい人向けに、本作のストーリーを1分で把握できるようにまとめてみました。

✔ ”巽の慶喜”と”乾の慶喜”の2枚の肖像写真には、徳川家の財宝の隠し場所が記されていると言われていた。
✔ 2枚の肖像写真の護衛を務めるのは銭形で、銭形の取材を担当するのが一色マリア。マリアは、未来を予知することができる不思議な能力の持ち主だった。
✔ 銭形は、2枚の肖像写真の内1枚を依頼通りマイケル・鈴木に届けるが、その内の1枚を峰不二子に奪われてしまう。
✔ 峰不二子は、ルパンと手を組み、マイケル・鈴木が持つ”巽の慶喜”を奪おうとする。しかし、返り討ちにあい、逆に2枚の肖像写真はマイケル・鈴木のての元に。そしてマリアは掴まってしまう。
✔ マイケル・鈴木の狙いは、マリアの父が残した遺伝子研究のデータだった。マリアを母体とし、予知能力を持った最強の傭兵軍団を量産しようと考えていた。
✔ しかし、ルパン一味と銭形の活躍により、マイケル・鈴木の計画はとん挫。用心棒の権藤に変装していたことも知られてしまい、銭形に逮捕される。

興味が湧いた方は、是非ともストーリー(細部)も読んでみてくださいね!!

考察及び感想

行方不明の権藤

最後、「実は権藤の正体はマイケル鈴木だった!!」みたいな終わり方をしましたが、では本物の権藤は何処へ行ってしまったのでしょうか?

 

マイケル・鈴木は、最初から最後までずっと権藤に変装していたのかというと、そうではありません。

部屋を開けるときは掌紋照合、金庫を開けるときは虹彩承認を行っていますが、最初の内は明らかにマイケル・鈴木のままで行っています。つまり、その時のマイケル・鈴木は本物のマイケル・鈴木で、権藤は本物の権藤だったということです。

マイケル・鈴木は、失態をさらした権藤に「お前らしくもない」と声をかけていますので、最初のトラックのシーンで乾の慶喜を奪い取ろうとした権藤も、本物の権藤だということが分かります。

 

マイケル・鈴木が権藤に成り代わったのは、マリアのアパートを襲った時。

この時の権藤の笑みを見て、マリアは権藤の正体がマイケル・鈴木であることを見破っているのです。

そして、自作自演のデモンストレーションをする時も、権藤に変装しています。

 

え?じゃあ、最初にいた本物の権藤は何処へ・・・?

もしかして、次元に狙撃されたマイケル・鈴木が、実は権藤だったということなのか?

それとも、殺さ・・・(/ω\)

2枚の肖像写真は必要だったのか?

マイケル・鈴木は、一色博士が行っていた遺伝子研究の成果を手に入れるため、ルパンたちと2枚の肖像写真を取り合ってきました。

しかし、結局研究データが残されていたのは、マリアが持つ懐中時計のガラス乾板。

データを投影するときも、ガラス乾板に直接光を当ててました。

 

・・・じゃあ、2枚の肖像写真いらなくね?ガラス乾板だけでよかったじゃん!

と思ってしまうのは、私だけでしょうか?

失恋する銭形、思わせぶりな態度を見せ続けた魔女マリア

銭形は、なにかと接触してくるマリアに対し徐々に好意を抱くようになります。

では、最後にその恋は成就するのか?と思いきや、マリアから

マリア
マリア
お父さんみたいな銭形さん♡

と言われ、見事に失恋します。

つまりマリアは、銭形に亡き父の姿を重ね合わせていただけで、完全に銭形の勘違いだったということでした。

 

うーん、これはなかなか銭形がかわいそう。

酔っぱらった銭形の家に上がり込んで味噌汁を作ったり、助けに来た銭形に抱き付いたり、こんなことされたら男は勘違いしますわ。

一色マリア・・・なかなかの魔女ですね。

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