『火の鳥 異形編』の作品紹介
連載 | 1969年(漫画雑誌「COM」) |
単行本 | 全16巻(完結)中6巻後半 |
ジャンル | 人間ドラマ |
作者 | 手塚治虫 |
『火の鳥 異形編』は、1969年、漫画雑誌「COM」にて連載された短編漫画です。作者は、日本でもっとも有名な漫画家の手塚治虫さん。
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『火の鳥 羽衣編』のみどころ
『火の鳥 羽衣編』は、その他の日の鳥シリーズとは異なる特徴を持っています。
日本に伝わる”羽衣伝説”をモチーフとしたこの作品ですが、まず、めっちゃ短い。3分あれば読み終わってしまいます。
そして、なぜか人形劇風。左の画像のように、背景は全く変わらず、登場人物たちが左右から登場しストーリーを繰り広げていきます。
そして何よりも、他の日の鳥シリーズとは全く関与しない独立した話になっているという点が大きな特徴と言えるでしょう。
火の鳥シリーズは、だいたいの話も、他の話とどこかしら繋がるように作られています。
例えば、猿田という人間が全編にわたってキーパーソンとして登場したり、『宇宙編』の主要人物である牧村が『望郷編』に登場したり、『異形編』の主人公である左近介(八尾比丘尼)の存在が『太陽編』でほのめかされたり、などなど…
しかし、この『羽衣編』ではこれらのような関係性が全くありません。あの猿田すら登場しないという徹底具合(アニメ編では、主人公は猿田っぽい見た目になってますが)。
実は、この漫画が独立したストーリー構成になったのは、”2回も書き換えられた”という大人の事情があったからなんです。
書き換え後の話の中では、未来人である”おとき”が我が子を殺そうとするシーンがあるのですが、これは、子供の存在が未来を変えてしまう可能性があったから。
しかし、書き換え前では、核戦争による放射能の影響により奇形児に産まれてきた我が子を殺そうとするシーンが描かれていたらしいです。
この辺の表現や描写で、いろいろクレームやらなんやらがあったようですね。
ここの経緯は、他者様が運営されているこちらのブログで詳しく解説されていますので、興味がある方はご覧になってください。
なるほど、”おとき”の話の中で「皆殺し戦争」というキーワードが出てきますが、これは核戦争のことだったんですね。
ということで、この『火の鳥 羽衣編』はちょっと特殊なストーリーです。
個人的には、「これから初めて火の鳥を見るゾー!」という方には、あまりお勧めできない作品です。
あらかた火の鳥シリーズを読み込んだ方が、「こんな話もあるんだ」と補足的に読むのがよろしいかと思います。
『火の鳥 異形編』の登場人物
主人
本作の主人公。おときの夫。
戦が嫌い。
おとき
本作のヒロイン。
皆殺し戦争から逃れるため、未来から中世日本にタイムトラベルをしてきた。
『火の鳥 羽衣編』のストーリー(細部)
※ ストーリーがめちゃくちゃ短いので、割愛します。羽衣伝説と似たストーリーだとイメージしていただけたらと思います。
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