漫画『イキ死ニ』（ネタバレ無し）自慰すると死ぬ？！なんとも不思議で恐ろしい、官能サイコホラー漫画。

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『イキ死ニ』のみどころ

「性（エロス）と死（タナトス）が交差する、戦慄の官能悶絶サイコホラー」という紹介があるように、めっちゃ怖いくてめっちゃエロい漫画です。

特に説明は無いですが、主題にある”イキ”という言葉は、エクスタシーに達したときのことを言うのだと思われます。

イって死ぬ？全く意味が分かりません(笑)

さて、母親がこしらえた多額の借金を返済すべく、主人公の彩乃は、普通じゃやらないようなめちゃくちゃ怪しい高額バイトに手を出す、というストーリなのですが…

怪しい高額バイトと言えば、少し昔に「ホルマリン漬けの死体の管理」というものがまことしやかにささやかれていました。

死体は、腐らせないためにホルマリンに漬けて保管するのですが、放っておくと死体が浮いてきてしまう。そこで、浮いてきた死体を棒で突っついて再び沈める。この作業を一晩中やるのです。

これが、時給１万円とも日給５万円とも言われていましたが、いくら高額とはいえ死体と一晩中一緒にいるなんて、気持ちいいものではありません。いつか気が狂ってしまいそうですね。

『イキ死ニ』の登場人物

彩乃は、借金取りから追われていた。母親が作った多額の借金を背負わされていたのだった。

「なんで私が追われなきゃいけないのか？追うならクソババアの方だろうが」

そうこぼした刹那、ごみ溜めの中から正体不明のホームレスが現れ、彩乃に語り掛ける。

「お前の背後の壁に赤い張り紙がある。いいから見て来い、大金を稼ぎたいならな…」

その赤い紙には、QRコードが載っているだけ。大金と何の関係があるのか全く、彩乃は全く理解できなかった。

「金は破格。しかし、その代償は、とてつもなくデカい…。希望か絶望か、それはお前次第。」

そう言い残したホームレスは、霧のように消えてしまった。

以後の展開

ついに超絶怪しいバイトに手を出してしまった彩乃。

それからというものの、理屈では説明できないような怪奇現象ばかりが彩乃の周囲で起こり始めるのです。そしてなぜか、”無性に自慰がしたくなる”という謎の生理現象まで発症する始末。

徐々に神経をすり減らしていく彩乃。しかし、高額の報酬に吊られ、さらに狂気の深みにはまっていくこととなります。

そしてついて、後戻りができない地点にまで到達してしまいます。

彩乃の運命は如何に？